「いつもより(サイボーグになるため)治療に時間が掛かります。」
前回の指示通り、私は、水曜日の5時の予約のため、4時半にクリニックに到着した。基本的に土曜日をメインに治療を受けているが、インプラントのオペを行う先生が水曜日に来るため、仕方なく水曜日に来院する運びとなった。
インプラントを行う理由は、固定する点をつくり、その支持で強力にワイヤーを張る為。絶対にやらなければならない訳ではないが、矯正期間の短縮になる。千差万別であろうが、私の場合、期間の短縮が図れて総支出額ではコストダウンになるそうだ。ちなみに、今回行うインプラントは上あご2本で7万程度だ。
多少の不安はあったが、早期決着をもくろむ私にとっては避けては通れぬ道であった。
平日とあってか多少混んだクリニックの待合室で、私は予定の5時を15分過ぎた時に呼ばれた。いよいよか。
実は私、言われるがままにインプラントをすることになったが、基本的に先生におまかせコースだから、いまいち自分でインプラントについて調べたりしていない。どんなことをやるんだろう。どんなものを装着するんだ!?痛い!?いまさら不安が募る。
診察室で、オペをする先生が挨拶しにきてくれた。結構ワイルド系の男前である。ここは美男美女の桃源郷か。
経過の記録を写真におさめた後、早速、改造スタート。
まずは、麻酔。
って、痛い。この麻酔は、私の経験した麻酔の中で3本の指に入る。
脳裏をよぎるは、麻酔がこんだけ痛いってことはインプラントって、どんだけー!!
もしかしたら、泣く。いや、たぶん泣く。
先生が「麻酔が効くまで、しばらくお待ちください。」
ウガイをしたが、いまいち麻酔の効果が知れない。10分後くらいだったか、恐怖におののいて記憶が曖昧だが、再び、先生登場。
椅子を倒されて、まな板の鯉状態の私を相手に、どうやら作業に取り掛かったようだ。
なんかやってる・・・・。ん、始まってるのか。
すげーぜ、麻酔!
何も感じない。たぶん、ネジ付きボルトをぐりぐり上あごにねじ込んでいるのだろう(予想)が、まったく何も感じない。恐るべし医学の力。
あっという間に改造されて、夢の強化人間になった。
でもって、いつもの高橋先生がチェックに来て終了。
案ずるより産むが易しか。今回もまた人生の勉強になったのである。
終了間際に、衛生士の女性からインプラントの説明を受けた。
「痛み止めと、抗生物質の薬を処方しておきますので、きちんと服用してくださいね。」「インプラントが上あごに固定されるまでの間、指で触ったりしないでくださいね。」「今回のインプラントは、短いモノなのでもしかすると、とれてしまう事があります。」
私は質問してみた。
「とれるって、頻繁にあることなんですか?」
「2割くらいですかね。あと骨がスカスカの人がとれ易かったりします。」
「スカスカ!?(笑)」
これには笑ったが、実は私には一抹の不安が。32歳独身、一人暮らし暦は10年以上。自信をもっては骨粗鬆症の可能性を否定できない。まったく、可愛い顔して厳しいコメントだ。
その日の帰り道、私は牛乳を買った。
KAZ矯正歯科
posted by u1732 at 00:54|
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